パーマのものさし
カラー剤やパーマ剤を使用する時の基本は、まずそれらの化学薬品は医薬部外品であり、劇薬だと認識すること。
カラー剤の代わりとしては、安全・安心なナチュラルヘナという選択がありますが、パーマ剤の代わりになるナチュラルものは、存在しません。
ですから、カラー剤やパーマ剤を使用する際は、できるだけ毛髪や頭皮に使用する時間を、短くすることが大事だと考えています。
過去に健康産業において、波動水というものが存在し、パーマ剤を波動水に転写すると、転写した水で安全にパーマがかけれるのでは?ということも実験しましたが、パーマをかけることはできませんでした。
勉強していく過程で、世の中にはニセ科学がたくさん氾濫していることも、多く学ぶことができました。
そのような経験から、今まで学んできた技術や知識を新しく再確認することができました。
まずは、一般的な付け巻きを止めてみました。
付け巻とは、髪全体にパーマ剤を塗布してから、ロッドを巻くことです。
巻き終えるまでの時間と、キャップをかぶり放置する時間を入れれば、かなりの時間パーマ剤が髪と頭皮に付くことになり、かなり負担がかかると考えたからです。
アファンでは、先に求めるカールに応じた、毛先部分にパーマ剤を付けて放置し、その後に根元にパーマ剤を付けて、毛先と根元のかかり具合を変えています。
その方が、自然乾燥でも、スタイリングしやすいからです。
また頭皮にできるだけパーマ剤が付かないように、基本的にスポイドは使用せず、霧吹きを使用しています。
キャップをかぶり放置する時は、多くの美容室が加温機を使用しますが、アファンでは必ず自然放置をします。